海外プロジェクトは、コンサルタントとして一度は経験すべきものです。英語力だけでなく、多様なスキルを伸ばし、大きく成長できる絶好の機会となるでしょう。まだ経験がない方は、ぜひ積極的に機会を探してみてください!この記事のポイントグローバルプロジェクトに参画すると、海外へ出張できる機会が高いです。まだ海外へ出張したことがない人は、独立前に経験しましょう!海外で働くと、英語力向上、さまざまなソフトスキルの獲得、SAP技術面の学びが増える、といったいいことが盛りだくさん。必ずしもグローバルプロジェクト=海外へ行ける、というわけではないので、一度プロジェクトに参画する前に海外へ行きたい旨を周りに伝えよう。グローバルプロジェクトに参画すべき理由は?① 英語力が格段にUPする英語の「スピーキング」や「リスニング」の力は実際やってみないと身につかない。海外出張などで外国人のクライアントと働くと、当然ですが「英語力」の向上が見込めます。英語が苦手な人ほど、海外のクライアントと働くことは語学力Upの絶好のチャンスです。すでに英語が得意な人は力試しだと思って積極的にチャレンジしてみましょう。4技能の中でも実用的なスピーキングとリスニングの力は、クライアントに対するヒアリングやトレーニングで向上します。日常的に英語を聞く・話すことを強いられるで、嫌でもスキルアップに繋がるでしょう。英語でのプレゼンテーション英語のプレゼンテーションは、事前の準備が大切です。厳しく聞こえてしまうかもしれませんが、資料中の文法や最低限の発音が守れていないと、クライアントの信頼を獲得することは難しいです。海外、特に英語を母国語とするクライアントを相手にする際は、下記を常にチェックして挑みましょう。Q.プレゼン資料の英語は文法的に正しいか?スペルミスはないか?初歩的であるにも関わらず、この2つができていない人は多いです。Q.スライドを見なくても、ある程度キーワードを覚えて話せるか?できない場合、何を話すかきちんと文字起こししましょう。下記は実際プレゼンテーションする際に気をつけたい点です。適宜、クライアントの反応を見ながら質問がないか確認することはできるか?日本語でプレゼンテーションするときと同じです。適宜切りが良い箇所で声掛けを行い、クライアントが理解しているか確認しましょう。答えられない質問はその場で有耶無耶に説明するのではなく、一度持ち帰る。特に英語が苦手な人は文章化して後日回答するようにしましょう。身振り手振りも大事ですが、セッションの質問に対しては誤解がないように進める必要があります。SAP業界特有の用語が身につくSAP用語は特殊ですが、SAP特有のワードリスト実際どこかにまとまっているわけではありません。 クライアントとの会話で、海外で使うSAP用語や業界用語を覚えることができます。当たり前の話ですが、海外メンバーとやりとりすることで生きた用語を実際聞いたり自分で使ったりするので、独学で調べて覚えるより知識の習得は非常に早いです。筆者のエピソード紹介です。Material Codeとは何?と海外のクライアントに質問されたことがありました。一般的な用語で説明してもいまいち伝わらなかったのですが、海外メンバーと悩んだ後、SKU (Stock Keeping Unit)という単語を使ったら、すぐに理解していただけました。単語を覚えるだけでなく、それの説明をしなければいけない機会もあるので、理解が深まります。② ソフトスキルが身につくクライアントのみではなく、コンサルタント側に海外メンバーがいる場合、さまざまなソフトスキルが身につきます。コンサルタントとして重要なスキルを向上する良い機会です。海外プロジェクトでリーダーをやってみよう海外メンバーを統括することは簡単ではありません。多様なバックグラウンドと働き方を持つメンバーをまとめるからこそ、リーダーシップが身につきます。今まで自分が慣れていたやり方に合わせるように海外メンバーに要求する必要があるのか、ある程度中間地点で折り合いがつくようにすればいいのか、天秤にかけて判断します。例えば、ドキュメンテーションの品質の差であったり、クライアントとの合意の取り方が違ったりします。ドキュメンテーションの品質はクライアントが納得いくレベルまで持っていけばOKだが、合意内容は文章化しなければいけないからきちんとメールで証跡を残すようにルール化する、などをリーダーとして決めます。海外のワークスタイルを学ぼう日本での「常識」が海外では通用しないことは多々あります。それに気づき適宜対応していく必要があります。例えば、日本では「1日以内に返信する」と言うのが鉄則だったりしますが、海外では必ずしもそうではありません。早く返事が必要な場合は、件名にその旨を追記したり、催促メールを送ったりしなければいけない場面も出てきます。臨機応変に対応する能力が身につく海外プロジェクトでは臨機応変な対応が求められる場面が多いと筆者は感じます。日本では慎重に物事を考えて進める傾向が強いですが、海外では多くの場合、あとで「実はこうだった」や「伝え忘れていた」などのことが発覚することがあります。その時には臨機応変に対応する力が求められます。③ SAPの技術面の学びがある海外プロジェクトでは、英語力やソフトスキルのみではなく、SAP関連のハードスキルも手に入れることができます!ローカライゼーションなどの対応を通じて、他国の法要件を学べられる納品書に価格を記載するのは日本特有であるということはご存知でしたか?国によって異なる法要件というものがあり、それに対応すべくSAPにもローカリゼーションというものが存在します。これを手っ取り早く学べるのが、海外プロジェクトになります。確かにグローバル案件に実際いなくても法要件自体について学ぶことはできるのですが、実際どういう風にその要件が適用されるのか、何故必要なのか、という具体的な使われ方を見ることができます。法要件の知識を獲得すれば必ず次のグローバルプロジェクトで活用できます。独立前に海外PJを経験した方がいいのか?結論から言うと、経験した方がいいです。理由は以下の3点になります。①海外プロジェクト経験者が少ないので他のフリーランスコンサルタントと差別化できるそもそもフリーランスコンサルタントで、海外出張をしたり海外のプロジェクトに参画したことある、という人は少ないです。経験を積んだ時点で他のコンサルタントと差をつけることができます。また、案件の選択肢が広がります。グローバル案件に適した人材を要求しているクライアントがいた場合、そのクライアントは安心してあなたと契約を結ぶことができます。②英語力が身につく上記と被りますが、ビジネス英語が身についているフリーランスコンサルタントも少ないです。この点でも他のフリーコンサルと差別化できるようになるでしょう。③コンサルタントとしてのスキルを磨くことができるフリーランスコンサルタントとして海外案件に参加しなかったとしても、海外プロジェクトで培った柔軟性や協調性、リーダーシップは必ず日本国内のプロジェクトでも通用します。最後に海外への短期出張や長期出張の経験があるのとないのでは、雲泥の差があります。海外プロジェクトの経験があるだけで、フリーランスとして働く時に選択肢が広がりますし、単価がUPする可能性も高いです。ぜひ経験しましょう!