ここ数年コロナの影響で、SIerやコンサルタントの働き方は大きく変わりました。特に大きな変化が、リモートワークの定着です。かつては「現場に週5常駐」が当たり前でしたが、今では「オンラインのみ」「月1出社」「フルリモートPMO」などが普通に存在します。これは働きやすくなった反面、以下の新しい課題も生みました。この記事のポイントリモートは「見えていないからこそ、情報を可視化する努力が必要」小さな行動の積み重ねが、信頼につながるフリーコンサルこそ、自分から「関係を作る側」に回る価値が大きいリモート時代特有の難しさ対面であれば何でもないことが、オンラインでは一つひとつハードルになります。同じプロジェクト内でも人の温度感が掴めない会議中に誰が発言したがっているか分からない相談しようと思っても「声をかけるタイミング」が無い個別チャットを送るべきか悩む孤立していく感じがある...私自身も初めてのフルリモート案件では、「チームと仲良くなるチャンスがどこにあるのかわからない」「一度も顔合わせしてないで仕事が進むのか」「成果は出しているのに評価されていない気がする」といった不安を常に感じていました。しかし、いくつかのプロジェクトを経て気づいたのは、リモートワークは「コツさえ掴めば」むしろ成果が出しやすい働き方だということです。ここからは、私が実際にリモート案件で積み上げてきた「オンラインで信頼されるための立ち回り方」を詳しく紹介します。読み終わった頃には、リモートワークに対する不安が薄れていれば幸いです!① 飲み会やオフラインの集まりは積極的に行くリモートが主流になるほど、対面で会う機会が強烈なコミュニケーションチャンスになります。1回の飲み会で、「仕事のしやすさ」が何倍にも上がることも珍しくありません。わからないことを聞きやすくなるチームの雰囲気を直に感じられる重要人物との距離が一気に縮まるまた、対面の場に来る人は総じて“協力的”なので、そこに混じるだけで「この人はチームに前向きだ」と認識されます。② 個別チャットを効果的に使う全体チャットや会議では言いづらいことでも、個別チャットなら本音を言ってくれる人は多いです。会議では曖昧だった意見反対意見背景事情別部門の都合相談しづらい弱みリモート案件は「チャットの密度」がそのまま仕事の質につながります。特にPMOの場合は、「言いにくいことをこっそり教えてもらえる関係」を作れるかどうかが成功の鍵になります。③ 1on1を積極的に行うリモートプロジェクトでは、「一回も雑談しないまま数ヶ月が過ぎる」ということがよく起きます。そのため、1on1を提案するだけで、「コミュニケーションが取れる人」という印象を持ってもらえます。ただし、1on1も相手の時間を取ることになるので、事前準備はしっかりした上で「相手から」雑談をして来たら乗るようにした方が良いです。いきなり雑談をしかけても相手が忙しかったらかえって印象が悪くなります。特に17時くらいのMTGをセットすると雑談をしてくれる人は多いように感じます。④ レスは基本的に即レスする(特に立ち上がり時期)リモートでは相手がどのように動いているかわからないため、レスが遅いと 「動いているのか?」 と不安になる人が一定数います。そのため立ち上がり時期ほど、「即レス気味」でマネジメントに安心感を与える必要があります。例えば「承知しました。」「確認して、~時までに正式回答します。」など、着信を確認したメッセージだけでも良いです。こういった小さい積み重ねがチーム内の信頼を得ることにつながります。⑤ 最初は第三者にも分かる言葉を使うリモートワークでは、オフラインの時より前提として入ってくる情報が少ないです。オフラインであれば、昼ごはんなどの雑談時にプロジェクト特有の用語も確認することができますが、オンラインだとその機会が少ないです。そのため、意識して第三者にわかる言葉を使っていく必要があります。そうすることで、自分がわからないプロジェクト特有の言葉が出てきた時も聞きやすくなります。またチャットコミュニケーション時も言葉を省かずに、より詳細に伝えた方がいいです。例えば「あの〜のアドオン」ではなく、「〜資料の~行目に記載されているアドオン」といったように、第三者がわかるようにコミュニケーションをした方がベターです。⑥ 転がってるボールは積極的に取りに行くこれはリモートワークに関係ないかもしれませんが、チームにおいて転がっているボール、誰もやりたがらないタスクを取りに行く姿勢は非常にチームで重宝されます。例えば下記のような軽いタスクでも問題ないです。会議で宙に浮いた宿題次回打合せアジェンダの準備チャットで放置されている質問とにかく仕事は積極的に取りに行って、存在感を示していくの理想的です。⑦ 人ごとの特性を意識するSIerやコンサルのプロジェクトでは、カメラオフで会議を行うことの方が多いです。そのため、視覚情報以外でその人の特性を意識します。具体的には...声色トピックによってどのような発言があるかチャットの返信は早いかメールは見るかテクニカルなことが好きか以前、テクニカルが非常に好きな人がチームにいた際は、その人にテクニカルなことを少しでも話に出すと、非常に細かいところまで指摘されてしんどいことがありました。人によってトピックや用語を意識して動くことで、楽に立ち回ることができます。⑧ カレンダーは積極的に見に行くプロジェクトに配属されたら最初にすることと言っても過言ではないのが、チームメンバーのカレンダーを登録することです。リモートワークだからこそ、どの人がどういった会議に出ていて、誰と関係性があるのかが見えづらいです。その情報はカレンダーから取ってきます。カレンダーを見に行くことによって、誰がどの領域を担当しているか、誰と誰が関係性があるか、意思決定は誰がリードしているか、を把握していきます。そうすることで、自分のタスクで誰が意思決定者になるかを事前に把握することができます。最後にリモートワークは、一見すると「コミュニケーションが難しい」と思われがちです。しかし、コツを掴めば、対面よりも「成果が出しやすい働き方」になる可能性も秘めています。自分から「環境を整える側」、「主体的に動く側」に回ることが、働きやすさと成果を両立する鍵になります。もし「リモート案件で評価される立ち回りを身に着けたい」と感じているのであれば、quickflowでフリーコンサル向けの案件をチェックしてみてください。実際の案件に触れることで、自分が次に磨くべきスキルや立ち回りも、より具体的に見えてくるはずです!