今回のPPモジュール特集第一弾では、なぜオススメする理由ついて解説します!筆者はPPモジュールからSAPキャリアをスタートしました。「PPモジュールをベースにスキルアップできてよかったな」とつくづく思います。皆さんにPPモジュールの魅力をご理解いただけるよう、この記事を書かせていただきましたのでぜ是非ご覧ください!この記事のポイントPPモジュールは狭く深い領域であり、比較的習得期間が短く済むニッチなモジュールです他のモジュールとの連携が多いため、ロジ系全般の勉強にもなりますロジ系モジュールに興味があるコンサルタントはPPモジュールを習得して案件を獲得しようPPモジュールがおすすめな理由3つこの記事この記事では、筆者がPPモジュールをおススメする理由について解説します。特にこれから自分の軸となるモジュールを決めたい!と思っている方がいましたら、是非この記事を読んでPPモジュールについてご検討ください。PPモジュールがおススメな理由は3つあります。経験者が少ないPPはニッチなモジュールなので経験者が少なく、募集がなかなか埋まらないことが多いです。SAPコンサルタント全体で見ても、PP経験者は約6%しかいません(当社比)。この中でPPを熟知しているコンサルタントだけを厳選すると更に数は少なくなります。SAPモジュールコンサルタントの中で10人に1人もいない状況であるため、競争率が低く、ある程度の経験があれば案件への配属がほぼ確実に決まります。図1:SAPコンサルタントのモジュール別割合SD・MMはかなり大きなウエイトを占めますね。実際、SDやMM単独で案件を絶え間なく取るには相当のスキルが必要です。またQMとWM/EWMのマイナーモジュールはPPより更に少ないです。これらはPPと比べて更に範囲が狭くなるため、PPとともに習得すれば引っ張りだことなります。比較的短期間で習得できるPP領域の範囲はそもそも狭いので、集中して習得することが可能です。一つの案件に入れば、PP全般のある程度の流れとマスタの設定方法が身に着きます。例えば、FIであればAP/ARやAAなどサブモジュールに分かれており、SD/MMであれば物流と販売、購買と調達に分かれていることが多いですが、PPはあくまでも生産・製造であり、両者が分かれることはほぼありません。そのため、1つのプロジェクトに入り、PPチームに所属すれば、モジュールの全体像を掴むことができます。PPモジュールを習得する最大の利点ですね。💡NoteかつてはAPOモジュールが別に存在し、生産計画をそちらで行っていましたが、APOモジュールもなくなりました。他モジュールとの接点が多いPPは狭い領域であはあるものの、他モジュールとの接点が非常に多いです。図2ではPPとの連携があるステップを中心に矢印を記しています。図の矢印の多さを見ていただければ一目瞭然ですが、PPはSD、MM、QM、COとなんと4つのモジュールと密接にかかわっています。図2:モジュール構成図PPチームのメンバーとして働く間はそこまで難易度は高く感じないものの、クロスモジュールの課題であったり、総合テストなどの大規模テストを計画したりするレベルの業務を任されるようになれば、PPの難しさが見えてきます。販売領域、購買領域、原価、品質管理とほぼすべての領域の影響を直接受けるため、すり合わせや認識合わせが必要となる場面が多いです。当然、PPの知見を持つコンサルタントは絶対数として少ないため、必然的にPPコンサル側が色々と他のモジュールの知識を付け、何がシステム的に正かを意見するようになります。大変ではありますが、かなり勉強になります。また基本的にPPというモジュール自体、単体で成立するものではないため、他のモジュールとのつながりを理解する必要があるのです。PPコンサルタントはPP以外にも他に1つモジュールの知見がある場合がほとんどです。MMやCOとの親和性が高く、その順に2番目の得意モジュールを持つコンサルタントが多い印象です。💡Note筆者の場合、PPからSAP習得を始め、最終的にMM、SD、QM、COについて詳しくなりました。ロジスティクス領域はほぼすべて制覇し、マスタの設定から簡潔なトランザクションをすべて流せます(COの場合、品目登録から原価積上まで)。PPの業務をこなしているうちに、他の領域の課題について自然と少しずつ関与するようになったのです。(おまけ)他モジュールとどのように接点があるの?PPと他モジュールとの連携が生じる場面を簡潔にまとめています。SD(販売) → 受注(所要)、トレーサビリティ(ロット管理)、引き当てSD(物流) → 出荷(出庫)MM(購買・調達) → 原材料や半製品の調達(製造指図のタイミング)、サブコンプロセスMM(在庫管理) → 原材料、半製品、製品の管理QM → 品質検査(発注入庫、製造指図入庫などのタイミング)CO → 原価積上、原価計算独立前にマスターすべきモジュールについては、以下の記事をご覧ください!最後にPPモジュールを導入する会社は多くありませんが、その分経験者が少ないため、マスターすれば基本的に案件に困ることはありません。またPPモジュールを習得する中で、他のモジュールの知識も身に付きます。非常に魅力的なモジュールです!弊社quickflowのSAP案件はこちらからご確認ください!